からだとこころ(感情)は密接に関係しています。
不幸に感じると肝機能は低下し、元気になると機能は好転します。
心機能は怒りによって低下し、愛と寛容さによって強化されます。
脾臓はハラハラすると機能を低下させ、将来に自信を持つことで丈夫になります。
婦人病を患う人は「女」であることに潜在的な嫌悪感や否定的な感情を持っている…という説もあるようです。
もう何年も前の話ですが…
ミキホールで開催した
「健康講座」
にご参加いただいた
70代後半と思われる
「おばあちゃん

」の言葉が忘れられません。
一番前でニコニコしながら聞いてくださっていたのですが…
講座が終わって片付けをしていたら…
「先生、わたしゃ、毎晩お風呂の中で 腰や膝を撫でながら 今日もよく頑張ってくれてありがとねぇ~。明日も頼みますよ。って言うんだよ。
すると、からだが頑張ってくれて…ありがたいよ~

」
と話してくれました。
長年、農作業をしていたというおばあちゃん

。
腰も曲がって 背丈が半分程になっていて…歩くのも大変そう

なのに…
毎日かかさず、自分の身体に感謝の言葉をかけているそうなんです!!
整体師という仕事柄、患者さんから
「腰痛がなければ…膝が痛くなければ…」
と自分の身体に対して どちらかといえば否定的な言葉を聴くことに慣れてしまっていたのですが…
考えてみれば 身体もマイナスの言葉を浴びせられるより、
感謝の言葉をかけてもらえるほうが嬉しいに決まってますよね。
本当に大切なことを教えていただいて…ありがとうございました。
おばあちゃんの事を時折思い出して…
患者さんにお話しさせてもらっています。
これからも…
「こころとからだのサポーター」として頑張ります